CG動画・アニメーション

更新日:2026.09.18 公開日:2026.09.18

MR

MRとは?

ミックスドリアリティ(複合現実)の略で、
現実の空間と仮想のデジタル情報を組み合わせ、
現実世界に表示したデジタル情報を操作したり、相互に作用させたりできる技術です。

特徴

現実の空間でデジタルコンテンツを操作できる

現実の世界にデジタルコンテンツ(ホログラムなど)を固定して表示できます。
表示したCGオブジェクトをさまざまな方向から確認したり、
手の動きを使って動かしたりするなど、現実の空間でデジタルコンテンツを操作できます。

関連機器・システム

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)

頭部に装着して、目の前に映像を表示する機器です。
さまざまな種類があり、
MRでは現実の風景とデジタルコンテンツを組み合わせて表示するために使用されます。

MRヘッドセット

MRを体験するためのHMDです。
カメラやセンサーを使って周囲の空間を捉え、
現実の風景とデジタルコンテンツを組み合わせて表示します。

スマートグラス(ARグラス)

メガネ型のデバイスで、現実の風景を見ながらデジタル情報を表示する機器です。
AR用途を中心に使用されますが、
機種によっては空間認識やハンドトラッキングなどの機能を備え、MRにも利用できます。

空間認識・空間マッピング

カメラやセンサーを使って、床や壁、家具など周囲の空間を把握する機能です。
現実の空間に合わせてデジタルコンテンツを配置するために利用されます。

ハンドトラッキング

カメラやセンサーで手や指の動きを検知する機能です。
コントローラーを使わず、
手の動きでデジタルコンテンツをつかむ、動かすなどの操作に利用されます。

コントローラー

デジタルコンテンツを操作するための入力機器です。
機種によっては、手の動きや視線、音声などを使って操作できるものもあります。

パススルー

ヘッドセットに搭載されたカメラで撮影した現実の映像を、ヘッドセットの画面に表示する機能です。
現実の映像にデジタルコンテンツを重ねて表示することで、ARやMRの体験に利用されます。

他との違い

VRが現実の空間を遮断して仮想空間に没入するのに対し、
ARは現実の風景にデジタル情報を重ねて表示します。
MRは、ARのように現実の空間にデジタル情報を表示しながら、
表示されたCGなどのデジタルコンテンツを手の動きで直接操作できます。
ARの手軽さとVRの没入感を兼ね備えたような体験ができ、
現実の空間に表示されたデジタルコンテンツに直接干渉できる点がARとは異なります。

費用感

MRは、使用する機器やMRコンテンツの内容、制作方法などによって費用が異なります。
既存のMRコンテンツやシステムを利用する場合は比較的費用を抑えやすく、
オリジナルのMRコンテンツを制作する場合は、
3DCG制作(コンピューターで立体的な映像を制作すること)や
空間認識(現実の空間や物体の位置・形状を認識する機能)、
ハンドトラッキング(手や指の動きを検知する機能)、
インタラクティブ機能(ユーザーの操作に応じてコンテンツが変化する機能)などの制作内容によって
費用が高くなる傾向があります。
また、MRヘッドセットなどの機器を用意する場合は、機器の購入・レンタル費用も必要になります。

期間

MRコンテンツの制作期間は、実装する機能やコンテンツの内容によって異なります。
既存のMRコンテンツやシステムを利用する場合は比較的短期間で導入しやすく、
オリジナルのコンテンツを制作する場合は、
企画・設計、3DCG制作、プログラム開発、動作検証などが必要になります。
簡易的なコンテンツであれば1~2か月程度、
3DCGやインタラクティブ機能などを含むコンテンツでは2~4か月程度が目安となります。
制作内容によって期間が大きく変わるため、
余裕を持ったスケジュールを見込んでおくことが重要です。

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